お気に入りやURLの横にある小さな画像とは?

お気に入りやアドレスのとなりにある小さい絵のことを「ファビコン」といいます。
懐かしいゲーム機みたいな名前ですが、英語のフェイバリット・アイコンの略称です。
単なる小さいアイコンですが、サイトのイメージを印象づけたり、お気に入りの中で目的のブックマークが探しやすくなるなどのアクセスアップにもつながります。
もしあなたのホームページにファビコンがまだ設定されていなければ、この機会にファビコンを設定してみましょう。
ファビコンに設定できる画像はICO形式、GIF形式、PNG形式です。
とても簡単ですので、画像がすでにあるのならぜひ設定していただきたいです。
■ファビコン画像ファイルの作り方
ファビコンに設定する16×16の画像ファイルが必要になります。
アイコンエディターなどのソフトを使ってコツコツ作成しても問題ないのですが、
すでにファビコンに設定したい画像が用意されているならWEBのツールを使って簡単に作成しましょう。
ここでは画像からWEBツールを使ってファビコン画像ファイルを作成する方法をご説明します。
1.元になる画像を用意
ファビコンにしたい元の画像を用意しましょう。
大きさは特に指定ありませんが、16×16の正方形になるので、縦横の比率がくづれないよう元の画像も正方形にしておきます。
2.WEBツールでファビコンに使える画像を作成
インターネットで検索すると画像からファビコンを作成するWEBツールはいくつも存在しているのですが、
シンプルな操作が気に入ったiconifier.netを使ってみます。
使い方は簡単です。
iconifier.net(http://iconifier.net/)にアクセスし
①サイトにアクセスします。
②ファビコンにしたい画像を「ファイルを選択」から選択します。
③「iconify」をクリック。少し時間が経つと作成された画像が表示されます。
④iconified.zipをクリックしてダウンロードします。ダウンロードしたzipファイルを解凍します。
⑤解凍したフォルダにファビコンに使える画像が保存されています。
■完成した画像はサーバーにアップロード、タグの設定
最近のブラウザであれば、ルート直下にfavicon.icoという名前で配置するだけでファビコンと認識され、表示されます。
ICO形式以外のファイルを使いたい場合は、タグを使い明示的にファビコンを設定します。
<HEAD>内にてLINK要素を使う。
<link rel="shortcut icon" href="(ファビコン画像への絶対パス)" type="image/vnd.microsoft.icon" />
<link rel="icon" href="(ファビコン画像への絶対パス)" type="image/vnd.microsoft.icon" />
ここで指定するファビコンのファイル名は特に指定がありませんが、ブラウザが認識する画像の形式である必要があります。
WiXでもファビコンを設定できるので、まだ設定していない人はお試しください。